米国ではペットショップに子犬を卸すためにたくさんの繁殖犬を抱える
“パピーミル”が、数多く存在している。
子どもを作るためだけに集められた犬たちは、
ほぼ一生を狭い檻の中だけで過ごし、
繁殖能力がなくなると保護団体へ引き取られるケースもあるが、
中には安楽死処分にされる犬も少なくないそうだ。
今年3月、アーカンソー州の“パピーミル”から引き取り依頼を受け、
保護したのがリジーだった。
彼女は縦横18インチ(約46センチ)というスペースの檻の中だけで
12年間生き続け、保護された。
保護から間もなく、リジーに必要な処置を講じた後、
団体は彼女に初めて外を歩かせてみた。
リジーはその後、コロラド州の里親への引き取りが決まり、
治療の甲斐もあって急速に力をつけるほど元気になり、
芝生にも慣れ、現在は駆け回っているという。
ペットを所有してる人は、この実態をほとんど知らない。
記事引用元: ナリナリドットコム
リジーを思いっきり抱きしめてあげたい。
リジーには、里親さんの家庭で
絶対に幸せになってほしいと心から祈らずにはいられない。